
いくらの真実
● 2003/1/6
先日、いくらをたべる事があって、思い出したのですが
「 いくら 」 ってロシア語だって知ってました?
知らなかった人は目ぇつぶって挙手!
(ハイ)
いや、自分、生まれは北海道。
人口よりも 泳いでいるしゃけの方が多い地域に生まれて18年。
さらに札幌に4年。
アルバイトで鮭の腹の中を洗い、鮭とともに成長したといっても過言ではない。
いくら歴30年(推定)の自分が なんか裏切られた気分です。
だってね、いくらってひらがなで書くでしょ。
外国のものってほとんどすべてカタカナで書くじゃないですか。
ひらがなで書くとおかしくなるんです。
ex)
フォアグラ → ふぉあぐら
キャビア → きゃびあ
ミネストローネ → みねすとろぉね
ほらね、おかしいでしょ。
だから、いくらは日本の物だとずっと思っていたんです。
外国ではシャケエッグとかエッグ・オブ・サーモンとか言うんじゃないかと思ってました。
でもロシア語なんです。
ものすごい敗北感です。何か大事な領域をロシアに占領されてしまった気分です。
ってことは、イクラご飯はロシア料理な訳ですよ。
ご飯にピロシキかけて食べてるようなものです。
私は純和風の家庭で育ったと ずぅ〜っと勘違いしてました。
私の家庭はインターナショナルなファミリーだったようです。
これから両親のことは 『ダディ&マミィ』 と呼ばなければ失礼です。
実家に帰ったらまず ハグ をするべきかもしれません。
驚くべき事に、いくらが本当はイクラであってロシア語なら、
イクラちゃんはロシア人の可能性が高いのです。
ピロシキちゃん、モンスターロシモフちゃん(リング名:アンドレ・ザ・ジャイアント)、ポリャンスキーちゃんと同朋です。
どおりで彼は 『ハァ〜イ』 とか 『バブ〜』 しか言わないと思った。
言葉がしゃべれないのではなくて、日本語を知らないし、我々日本の視聴者は
ロシア語を理解できるインテリジェンスな人が少ないから わからなかったんです。
そういやぁ、あいつ 髪の毛も茶色いし、お母さん(タイコさん?タエコさん?)も
洋風な感じですしね。
サザエさんにもだまされていたなんて・・・。
あの番組も日本の家庭のあるべき姿を
現代人に教える純和風のアニメだと思っていたのに。
実は国際色豊かな番組でしたね。私、間違っておりました。
そうなりゃあエンディングの磯野ファミリーが
メキシカンな格好でマラカス振りながらサボテンに突撃するのも
納得がいきます。
いい勉強になったでしょ。(そこっ! バカじゃないのって思わない!)
