食の不思議





● 2003/1/17

先日風邪をひいたときに、『活蔘(カツジン)28』っていう
高麗紅蔘エキスがユンケルの60倍入っているというドーピング薬を飲んでいました。
これ、結構効きました。


この『活蔘』には6年根高麗紅蔘が使われているらしいんですが、
見るからに不気味な形をしたこういうものって、誰が最初に発見して食べるんですかね。



小さいときから素朴な疑問だったんですけど、いまある食べ物って、誰かが勇気もって最初にたべたから
自分らは普通に食べることが出来るんです。

「長老っ! これは毒です。食べられませ・・んっ!」ってやつも、誰かが食べたからわかったと思うんですよ。
毒味って言葉はそんなところから来ているような気がします。


そんな時代に生活していたら毎日がスリル満点です。
だって、だれかがある日見たことないキノコ見つけてきて、
それ食べた幼なじみがとなりで泡吹いていたり、笑いが止まらなくなったりするんですよ。


そんなことを繰り返しながら、これは食べても大丈夫 とか これは元気になる とか これは危険 なんてことがわかってきたと思うんです。



そんな中でも、初めて「なすび」を食べた人のチャレンジ精神(もしかしたら罰で食べさせられたかも・・・)はすごいと思ってます。
だって、あんな変な形してしかも色はムラサキ。中身は微妙なスポンジ状。色も微妙。
よくぞ食べました。




ただそんな数ある食べ物の中でひとつだけ、

なぜ食べたのか、いやなぜ食べることが出来たのか納得のいかない食べ物があります。



それは、フルーツの王様 『 ドリアン 』 です。


食べたことのある人はわかると思いますが、
あの王様、食べる以前の問題が山盛りです。



だってあれ うんこみたいなにおいするんですから。


大学時代に研究室内の冷蔵庫に、密封状態で保存されていた王様を解き放った瞬間、

私がこっそりおならをした事になっていましたよ。


女性だったら大変ですよ。きっと。
その人の人生すら変えかねない出来事です。
この王様 ここまできたら兵器です。


はじめて食べた人に拍手!

おれなら絶対に食わんぞ。  だってあのにおいのモノ食ったら人格崩壊しそうだし。


食文化って奥が深いですね。







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