St.バレンタイン事変
2月14日はふんどしの日
こりゃめでたい。
ここのところ、365日すべてに
○○の日 というものがあったり、
各団体ごとに、半ば強引に○○の日を制定しているので
今日は何の日?
ときかれたら
なんかの日
と答えたくなる。
子どもの頃、
10月10日体育の日が
目の愛護デー(目の日)ということを知った。
目の愛護デーになった理由が10を横向きにしたら目っぽく見えるという
限りない想像力の賜物だと知った時は
なんでもありだな。と思ったことを思いだす。
そんなことはさておき。
バレンティン もとい バレンタインですよ。
「小学五年生」(重松清著)という本にバレンタイン時期の
小学5年生男子(あまりモテないタイプ)の心情を
ほぼ的確に描写している。
チョコレート会社の作戦だ。 とか
なんでもない普通の日だ。 とか 云々。
わかる。わかるぞ。五年生。
でもね。
出会いは突然訪れるのですよセニョール。
それは突然やってきました。
運命の2月14日(ふんどしの日)
刻は夜。
いつもと同じ仕事の帰り道。
今日もシステム構築が少しだけ捗り、
今までにない便利システムも出来る可能性が見えて
結構満足げな帰路。
それは突然やってきました。
出会いロジックとしては 究極の出会い に位置づけられる まさにハプニング。
いや。交通事故ぢゃないですよ。
厄が明けたちょりゃに、そんな負のオーラはない。
その日の帰路。
最近の主食となっている キャベツの補充に
近所のスーパーに寄る。
天候は大雨。
なぜ、主食がキャベツなのかというと
決してバッタになったわけではない。
減量大作戦ですよ。
22歳の時に購入した礼服を今でも着る為。
この礼服。
昨年、一昨年は
しゃがんだ瞬間に、股の部分が漫画のように張り裂けそうで怖かった。
その時よりも、そう。
増税に合わせるかのように増量されたMyボデーのままでは
確実にスーツがただの拘束具へ変貌を遂げる自信がある。
で、駐車しました。
そして、
運命的な出会いの時がやってまいりました。
わたくし、
アテンザ君の中で、少しでも雨が弱まるタイミングを見計らって待機。
突然開いた助手席側後部のドア。
そして、女性の声。
以下流れを追って、
ちょりゃ 「???」
女性 「いやぁ、すごい雨。ごめんごめん待たせて。」
ちょりゃ 「?????」
女性 「あららら。何〜、こんなに散らかしてぇ〜。」
(確かに、後部座席はやや物置と化している。)
ちょりゃ 「あの〜、どちらさん?」
(雨音でどうやら聞こえなかったらしい)
女性 「座れないじゃない。これじゃ。ちょっと片付けて・・・」
ちょりゃ 「あの・・・ どちら様でしょう?」
女性 「あれ、誰? あれ、車、間違えた。あら、お恥ずかしい。ごめんなさい。」
閉まるドア。
そして、その女性は右に停まっていた、
色の違う2枚ドアの軽自動車の助手席に乗り込む。
そして去っていきました。
出会いも突然なら、別れも突然でした。
まったく形状の違う車なのに、
見知らぬ女性にドアを開けられ、
車内の散らかりっぷりを指摘され、
そして去って行った。
気を付けてね。
おばあちゃん。
ま、こんなもんですよ。
わたしの人生なんて。
めりー ふんどし。
2014/2/18 記