レッドバロン小樽まで





単車を積み、小樽に向かう車の中でいろんな話をしました。

ちょりゃも今から13年前はこのあたりに4年間住んでいたので道や状況にも詳しいので
石狩湾新港のゼロヨンや小樽ドリームビーチの車でナンパなどいろんな話が出ました。


その中で面白い話を聞きました。


まず、バイクのレッカー。

専門業者も少なく、しっかりとした技術も無いので
レッドバロン以外のところの話では レッカー中にバイクが倒れてしまって傷だらけになった・・・ とか
ひどい話では 最初から横倒しで積まれたという話を聞いて
レッドバロンでよかった〜 と思いました。
(ちなみにレッカー中のバイク転倒による傷は直してくれなかったそうです)


そして、もうひとつ。

「おそらく、この故障はベアリングだと思うんですが、いまから走行できるように直してくれますかねぇ〜・・・」
と聞いてみました。(この時点で9時)


そしたら
「う〜ん・・・ 工場は8時で終わりだし、工場長は今日休みだから・・・
でも、副工場長がさっき電話で 『ベアリングだけなら1時間以内かな?』ってやる気出していたから 
たぶんやってくれると思いますよ。」って。


あと、


「料金ってどれぐらいかかりそうですか?」って聞いたら


「レッカーだけで、普通に考えて3〜4万。ベアリング交換で1万くらいですか・・・」

ですって


その金額を聞いてあきらめました。いろんなことを。


で、見慣れた景色、見慣れた道路、見慣れた町を抜けて小樽へ。



この小樽の湾岸線。

じつは、このGさんと一番最初に走った道なのです。

そして、その初日に対向車線にはみ出して死にそうになった恐怖のコーナーがあるのです。

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今を去ること11年前。初めてGPZを8万円で譲り受け、
部屋の中があまりもの汚さから「道端」と称されたライダーN君と一緒に
札幌から小樽へショートツーリングをしました。
目的地は小樽運河。
運河でまったりとして、飲んだジュースの空き缶を捨てずに足元に置き、出発しようとしました。
でも、地元の人間が小樽運河を汚しちゃいけないっていうのと、
ごみはくずかごへという当たり前の事を思い出し、空き缶をゴミ箱へ捨てに行きました。
このタイミングが生死を分けました。
帰り道。裕次郎記念館の前を過ぎ、快適なツーリング。
でも対向車線は大渋滞。びっしり車が詰まっています。
そんなことはお構いなしに若かりしちょりゃはスピードを上げる(とはいっても60キロ)
そして、問題のコーナーへ侵入。
普通のコーナーだと思っていたら なんと直角コーナー。
完全にオーバースピードで対向車線にはみ出す勢い。
そう。対向車線は渋滞で車がいっぱい。
死ぬっ!っておもったら、なんとそのはみ出した部分だけ数10mにわたって車がいない。
たすかりました。あのタイミングでなければ確実に死んでいました。
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その話をしたら
「今は 新しい道になっていますが、その道は残ってますよ」って


そして、レッドバロン小樽につきました。