天照大神は何センチ？

いわずと知れた天皇家の先祖、皇祖神でイザナギノ神が黄泉の国から戻って禊払いをしたときに、

天照大神・須佐男命・月読神が生まれたそうな。

太陽をつかさどる天照大神は、日本の神様のトップとして今なお君臨中。

太陽信仰は日本だけぢゃなくて、世界中の国にみられますよね。

神代の昔、高天原（たかまがはら）をおさめていた天照大神という神様がおりました。

この神様に須佐男命（すさのおのみこと）という弟神がおり、

悪事をはたらいては姉の天照大神を困らせていました。

ある日、須佐男命は布を織る母屋に皮をはいだ馬を投げ入れ、中にいた織子は驚き、針で胸を突いて死んでしまい、これを見た天照大神は怖れて天の岩屋に入り戸を閉じてしまいました。

そのとき天も地も真っ暗になり、多くの災いが起こり神々は天安河原（あまのやすがわら）に集まり、一刻も早く天照大神を天の岩戸から出すことを話し合われました。

その結果、天の岩戸に神々を集め、天鈿女命（あまのうずめのみこと）があまりにもおかしく踊るので、

見ていた神々は笑いはじめ、岩戸の中の天照大神は不思議に思われ外の者にたずねると、

｢天照大神様より尊い神様がこられましたのでこうして祝っております。｣　と言うので、

天照大神は戸を少し開けてみると、戸の側に隠れていた手力男命が戸を押し開け

こうして天と地に日が戻ったということです。

神話で有名な天の岩戸がくれを、ご存知の方も多いと思います。

でも　ちょっとむつかしく見えるから

かんたんにちょりゃが要約すると・・・

今ひとつできの悪い弟、スサノオウノミコトの意地悪がきっかけで

天の岩戸に隠れた太陽の神　天照大神のお姉ちゃん。

兄弟げんかのおかげで世界は真っ暗になり作物も育たない。

暗黒の世界に苦しむ世界をなんとかしようと、

岩戸の前に多くのむさい野郎共が集まり、飲めや歌えの大騒ぎ。

外のイベントがちょっぴり気になっちゃった天照大神がちょっとのぞいて

そしたらここぞとばかりに、力の神・アメノタジカラオ神がこじあけ、

天照大神を無理矢理外に引きずり出しちゃった。

とても大昔とは思えない　とっても現代風のすてきな物語。

太陽の力が一番弱まる冬至の話ともいわれてるんだけど・・・

そして　スサノオとアマテラスは日本で最初の兄弟げんか。

天の岩戸　伝説もすごいが　現実はもっと奇妙。

岩戸がある場所の雰囲気や環境は思っていたとおりなんだけど

ちょりゃの思っていた岩戸のイメージはこんな感じ。

　　　　　　　　　　↑岩戸　　　　　↑アマテラスさん

天照大神　＝　コロポックル？（※）

コロポックル（korpokkur）は、アイヌ民話に登場する小人族。

アイヌ語では「p」と「b」の音を区別しないことから、コロボックルとも言われる。

トイチセウンクル（土の家の人）とかトイセコッチャカムイ（土の家の傍らの神）ともいうらしい。

ちなみに喋るのがめっちゃ早いらしいです

アイヌ民族よりも以前から北海道に住んでいたらしく、飢饉の際に山の幸などを届けてくれる

友好的な民族であったが、アイヌ民族らに滅ぼされたとも言われている。

むかし、アイヌコタン（村）に幾日も幾日もの長い間厳しい寒さが続き、

アイヌコタン（村）の人々は食べる物もなく寒さと飢えのために大変こまっていた時、

どこからともなく現れ毎日の様に山の幸を運んでくれる者がありました。

そのおかげでアイヌコタン（村）の人々は飢え死にせずに生き延びることが出来ました。

のちに蕗（ふき）の下に住んでいる小人のおかげとわかり、アイヌコタン（村）の人々は

その小人をコロポックルと呼び、幸せを運ぶ救いの神様、願いの神様として

祭るようになったと伝えられている。

コロポックルとは、アイヌ語で蕗（ふき）の下の人、地下に住む者の意味。

アイヌの伝説にでてくる小人の神で、

いたずらもするが、人間に幸せをもたらしてくれる神でもある。

コロ＝蕗　　ポク＝下　　ウン＝いる　　クル＝者、人

岩戸と奥で通じてて　じつはこっから出入りしてたんぢゃないかって