帰省とはなんぞや?



北海道ツーリングとはとても快適な旅。

こんなシチュエーション。北海道でしかないのでわ?

 

丹頂鶴とバイク

多和平の放牧されている羊

多和平にて、釧路でいただいたゆでとうきびを戴く。 先に虫がつきやがった。。

 

 

そんな楽しい北海道ツーリング

私の場合、いくつかの意味合いがあります。

 

一つは先祖のお墓参り。

 

必ず、川湯と網走の墓地に、不謹慎ながらちょっとだけ音の大きなバイクで現れ、


花も供物ももたず、ロウソクと線香だけで済ましてしまうという罰当たりな子孫。

 

 

一応、掃除はするのだが、大抵だれか来た後でかなりきれい。

手を合わせ、静岡からひそかに荷物の一部になっていたロウソクと線香に火を灯す。

 


そんな儀式(?)があります。

 

 


もう一つは、全員ではないが従兄弟や叔父叔母のところへ寄ること。

 

私自身、現在は一族の中でも稀な種族 内地(本州)での生き物なので

時々、生きていることを見せておかないと、記憶からも抹消されかねない。

 

 


そして、実家への帰省。

何を隠そう(って隠していないけど) 生まれも育ちも知床半島 斜里町。

 


この環境。

北海道ツーリングのよいところでも悪いところでもある。

 

 

人に言わせりゃ「素敵」といわれるが、それはそれで悩みもある。

 

@  北海道に上陸したら、

必ず東端まで行かなければならない義務を負う。


だって、(日本地図の縮尺的に) 近くまで来ているのに寄らない訳にはいかんから、

どうしても無理な行程になってしまう。

 

 

A 知床近辺のライダーハウスに泊まれない。


実家があって、その近所にあるライダーハウスに泊まるのはどうかと。

今回、釧路に泊まるのだって本当は斜里に帰ったほうが近くて早かったのだけど、

ライハに泊まりたかったから予定に入れてみた。

 

 

B  道東地区巡りがいまいち新鮮味に欠ける。


ウトロ、オシンコシンの滝、摩周湖、硫黄山、神の子池、屈斜路湖、

和琴半島、裏摩周、多和平、開陽台、直線道、牛、馬、キタキツネ、エゾシカ。。。

どれもこれも小さなコロから見てきたものばかりなので、いまいち感動が薄い。

素晴らしいところなので悪く言うわけではないが、

昔はこうだったみたいなおっさんの昔話のようになってしまう。

斜里の直線道

 


だから、帰省先の実家が、ある意味 『 個人ライダーハウス化 』 している感が。。。。

 

そんな中でも、存在と評判を知りながら

地理的に一度も通ったことのない道が美幌峠です。


    

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