キャンプに行こう
キャンプがしたい。
焚き火がしたい。
目的はただこれだけ。
いろいろと行きたいキャンプ場があるものの
今一つ食指が動かない。
ここのところ行きたいリストとしては
・道志の森キャンプ場 (山梨)
・雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場 (静岡)
・ふもとっぱらキャンプ場 (静岡)
というメジャーどころが候補に挙がるが、どれも近場すぎる。
現実逃避するには、
すこし現実が近い。
そこで、恒例となりつつある行先に決定。
平湯野営場 (岐阜県)
そう。かれこれ何回目になるか忘れてしまったが
偶然の立ち寄りでそのロケーションにのめり込んだキャンプ場。
初回は、本来、能登半島でキャンプするはずだったが
天候不順、意志薄弱 等、
諸々の事情で進路変更して
更にスズメバチに刺された結果、
ここになった素敵な経緯がある縁深い場所。
ただ、家からは400キロほど離れているので
基本、高速を利用するのが玉に傷。
まぁ、一人カラオケ大会しながらのノンビリ走行だからいいのだけれど。
朝9時出発という、およそライダーとしては遅めな出発。
まずは浜名湖SAでクリームパン食べて英気を養う。
渋滞は控えめなようだ。
うん。
その時までは、確かにあった。
いや、何かというと、
携帯に着けていたお守り的なストラップ。
ひるがの高原SAに着いてみると、それが無い。
かなり大きめなショック。。。
いつもと違うところに入れていたら風になって飛んで行ってしまったらしい。
ところが、
このお守りがなくなった途端に
見知らぬ人との交流が増えた。
もしかして、単なる運気ブロッカーだったのかもしれない。
無いものをいくら考えてもしょうがないので、得意技の
最初からなかったことにする。
さ・て。
平湯でのキャンプといえば、飛騨牛ですよ。
肉、肉、肉。すべては肉の質にある。
そして、酒ですよ。
酒、酒、酒。すべては酒の質にある。 いや、量かもしれない。。。
いつもの買い出しポイントのAコープ。
食材を吟味する。
あぁ、、、、、
焼き芋食べたい。
焼きナス食べたい。
味噌汁飲みたい。
やっすいコーヒー飲みたい。
お酒は最近はまっている蓬莱(ほうらい)があったのでご購入。
お肉はグラム618円のお肉をチョイス。
竹輪も勿論ご購入。
今回は鯛ちくわ。
ところで、この鯛ちくわ。
小さく「入り」って書いてある。
最近、この手の「入り」が、ち〜さく書いてあるタイプが増えていると思う。
保険の約款みたい。
きっと、クレームとかあるから書いてあるんだろう。
でも、これって書き過ぎのような気がする。
アレルギーが大変なのわかるけど
これって、かなりグローバルな表現ですよ。
食ってるとか、住んでるとか・・・
海から採れたらほぼすべて当てはまるような気がする。
もうね。
この魚は海で採れました。
と同じ表現だと思うんですけど。。。
今回も毛布を借りて、今夜の宿を設営。
この迷彩テントも使い始めてから長いなぁ。
880円で売ってたのを迷わず購入してから
こんなに使うとは思わなんだ。
この森林迷彩は、時折、自分のテントがどこなのかマジで遠目にわからない時がある。
あぐらイスも設置し、焚き火の準備もOK
そして、駆けつけビール。
旨い。
この上なく旨い。
しかし、準備はまだある。
ここに来たら必ず必要なアイテム。
イワナの骨酒(用のイワナ)
いつもの産直市場へ行ってみた。
閉店。
ヤヴァイ。
隣のお土産屋へ行き、聞いてみる。
「入荷してません。」 とのこと
超ヤヴァイ。
こうなりゃ、温泉内の売店に賭けてみる。
「ありません。」 とのお言葉。
ダブルショック。
とりあえず、温泉に浸かりながら考える。
”あぁ、骨酒が呑めないなら、いったい400キロ離れたこの地まで何しに来たんだ・・・”
と、およそライダーとは思えぬ思考。
そして閃いた。
たしか、少し下ったところに酒が豊富な商店があったはず。
店がやっているかどうかもわからないまま、足早に温泉をあがり、お店へ向かってみる。
Yes。ゲットだぜ。
なんとかなりました。
今度からここにいきなり買いにこよ。
さぁ、チープで豪華な宴の始まりです。
あっという間に酒もなくなり、食材もなくなり、薪もなくなり、
そして月も雲に隠れたので早めに就寝。
夜中、寒かった〜〜〜。6℃とかっ!
これぢゃ、北海道と変わんないや。
今度から荷物が大きくなってもいいから、超豪華寝袋にしようかな。