目指せ、本土最東端。納沙布岬


 

目指すは本土東西南北の端っこ。

ライダーはなぜか先っちょがお好き。

 

ってことで、この日は納沙布岬を目指してみる。

近場に住んでいながらほとんど記憶にない場所。

 

とりあえずマイナーな根北峠(コンポクトウゲ)を抜ける。

ここには、幻の陸橋(昔は鉄橋って言ってた)という、

戦時中に作られたけど

一度も(?)汽車が通ることなく廃線になったという

ローマ水道橋のような石造りの陸橋。

 

北海道で陸橋というとタウシュベツ橋梁が有名だが

斜里町民としては越川陸橋のほうがメジャー。

通称、幻の鉄橋。

鉄ぢゃないけど。

 

 

なんせ、ここには人柱が入っているとかいないとかで

斜里の子供たちの隠れ心霊スポット。

相変わらず、存在感の凄さと

売り出す気ゼロ感がたまらない。


標茶まで一気に抜ける。

このルートは、この時期になると一気に行き交うライダーが減る。

こんなオブジェもあるのに。

 

途中、のどかな光景が続くが、北海道一と言っていいほど

シカ注意の警告がすごい。

道路のシカ注意は根室半島です。

 


そして根室までの道はよいが表示がロシア語が多い。

おい、ロシア。

早いとこ北方領土返せよな!


 

で、到着。

いい天気。風も適度にあり

最高のロケーション。

 

最東端到達証明書も戴き(というより購入)

食事。

 

定番の鈴木食堂の生サンマ丼。

旨い。

ウミネコに退路を断たれながらも

ここでメールを書く。

 

 

旅に出ると葉書を書きたくなる。いや、書かねばという義務感にかられる。

今や、電子メールなら数秒で届く。

手間もかからない。

画像までつけられる。

 

 

でもね。

葉書の風情には勝てない。

 

いちいち、

その地域で絵葉書を選び、

住所を書き、

郵便番号を書き、

切手を貼って

ポストを探し、

投函。

(切手は常に持参)

 

 

この手間がたまらなくよい。

葉書だと、本土に届くのに2日

電子メールだと、数秒。

その瞬間の写真も送れないけど

そんなアナログが好き。

 

 

打つメールのスピード

書くメールのスピード


時代遅れでスミマセン。