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ライダーの面白いところは勘で動くところにあった

雨を見て、雲を見て、路面を見て、すれ違うライダーの装備を見て

カッパを着るか脱ぐかどうかを勘で判断する。

 

でも、まずは情報を集めるというところから始まった。

 

 

それがね。

情報の集め方が問題なんです。

 

 

昔はね。ライダー同士のコミュニケーションは会話しかなかった。

 

ところが今は　『　ス　マ　ホ　』

 

会話が極端に少ない。

 

ま、もともとライダーはシャイな輩が多い傾向にあるけど。

 

 

道を聞くのもね。

昔は会話でコミュニケーション。

 

今は　『　ナ　ビ　』

ナビって・・・

いいじゃない。道間違えたって。

 

一寸先は闇ってけっこう素敵な言葉だと思うんだけどなぁ。

冒険っぽくて。

 

 

寒い時代だと思わんかね。

なんか、もったいないなぁ。

と、いいつつも、十勝でこんなものを見て、

雨の神に恨み節をつぶやいていた３９歳には言う権利なし。

 

 

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