溢れる戦闘力


 

そう。

噂には聞いていた。

 

この夏、奴は復活した、と。


 

エサヌカ線の入り口を再確認する為に

とある地域のコンビニに立ち寄った。

 


そこに1台の白いオールドマシンが止まる。

中から、地元のお父様が降りてくる。

 

 

 

 

久しぶりに二度見&ガン見した。

そして、言葉に詰まった。

 

 


恰好がすごい。


 

 

全身、タイツというか、ボディコンというか、

決してダイビングスーツなどではないのだが

全てにおいて、

衣服に無駄が無い

 

 

 

 


戸惑いつつも、小声で嬢が言う

 

『 何の途中で出てきたらあの恰好なのか・・・ 』 と。

 

 

 

 

 

 


違う。

それは違うのだ。

 

 

 

 

 

あぶねぇ。。。

うかつに触れたら返り討ちに遭うぜ。。。

 

 

あの恰好で出てこられるという事は

相当な戦闘力を要しているに違いない。

 

 

 

世の中の風評なんてどこ吹く風だ。


 

 

 

私は小声で言った

 

『 あれは途中ぢゃない。最終形かもしれんぞ… 』

 

 

理由は、そう。

ヤツだって、

最後は超シンプルな姿に変わった。

 

 


『 この爺さん、フリーザかもしれん・・・ 』

 


ノーマルでも戦闘力は530000のフリーザ様。

 

 

 

 

 

強そうに見えても弱かった変身。

 

強そう = 強い ではないこの世の中。

 

 

 

 

そしてシンプルな最終形態で

膨れ上がる戦闘力。

 

 

 

ここまで最終形態になると物理的な攻撃など必要ない

 

攻撃せずとも吹き出す嬢のコーヒー。

 

 

 

流石だ。。。

 

 

まさか、現世で

最終形態のフリーザ様を

目の当たりにできるとは。。。


北海道はでっかいどう。