いろいろなバイクとお会いした。
その中には、木の棒でステーを作って灰皿を準備している大学生や
後ろに箱を2段積み重ねて走るライダーなど
ツワモノが多い。
ツーリング用バッグを積んでいる人もいる。
私から見たら 『 貴族の方 』 の部類に入る。
我が相棒 Gちゃんもスポーツツアラーという割には
積載能力があまりにも乏しい。
そこで、かねてから荷物を積載できる荷台がほしいと思っていた。
レンテックってところから荷台が出ているが、いまいち。
そして、高い。
これまた 『 貴族の方 』 専用。
なぜ、荷台が欲しかったのかと言うと
単に荷物を積めるようにということだけではなく
安全性も考えたうえでの事なんです。
これまでのツーリングの中でも、
後ろに積んだ荷物が右へ左へ後ろへ落ちそうになるのを
無理やりゴムのチカラで抑えていた。
しかし、それも限界がある。
確かに、かなり前の北海道ツーリング中に、高速道路で
テールランプが後ろにずれた荷物で隠れていたということもあった。
オソロシイ・・・
で、いろいろ思案していたときにいいものを戴いた。
ホンダの純正荷台(大)
カブか何かのものらしいのだけれど不明。
これをいかにして活用するかを考えた。
まず、荷台をどのようなシチュエーションで使うか考えてみた。
答えは 『 一泊以上のテントツーリング 』
その回数は?
答え: 『 年間 多くても3回(しかいけない) 』
そうなると、脱着が容易であったほうがいい。
そこで目に付けたのが、タンデムシートにくっつけるという方法。
そのタンデムシートを付け替えれば時間にして5分で荷台が準備できる。
グラブバータイプのタンデムシートをゲットして考えてみた。
ステーがいるな・・・
で、町のホームセンターを探ると手ごろなステーを発見。
つけてみた。 計ったかのようにぴったり。材質も強度も問題なし。
ここで問題発生。
ステーと荷台がいまいち不安定。
で、再びホームセンターへ。
手ごろなシャックルを発見。 これまた計ったかのようにぴったり。
それで完成した荷台がこれです。
つけてみました。
素敵です。
じじいにたくさんの荷物を背負わせる。老人虐待に近い。
実際のところ、荷物の積み下ろしが格段に楽になり
安定性も抜群でした。
積載スペースも大幅に増えました。
めでたしめでたし。